外注したSEO記事が届いたものの、想定していた読者と違い、見出しから直すことになった。構成案は受け取っていたのに、どこを確認すればよかったのか分からない。
こうしたずれは、本文を書く前の構成の段階で生まれていることがよくあります。
SEO記事の構成では、見出しを並べる前に読者・検索意図・結論・根拠・サービスとの接点の5つを決め、上位記事の見出しを整理してから並べます。でき上がった構成は、本文を書く前に発注側と合意するのが基本です。
この記事では、構成の作り方を4つのステップで説明し、弱い構成を見分けるチェックポイントを紹介します。後半では、上から順に埋めれば構成ができるテンプレートと、その使い方を記入例つきで解説します。
SEO記事構成とは|見出しを並べる前に決める5つの項目

SEO記事の構成は、記事の見出しと、各見出しで書く内容を決めた設計図です。構成の段階で決めなかったことは、執筆の途中で書き手がその場で判断することになります。
見出しを考える前に、次の5つを1枚のシートに書き出しておきましょう。構成を確認する人も、同じ前提で見出しの良し悪しを判断できるようになります。
- 読者:誰が、どんな状況で読むか
- 検索意図:その検索で何を知りたいか
- 結論:記事で何と答えるか
- 根拠:結論を支える情報をどこから持ってくるか
- サービスとの接点:読み終えた読者に次に何を案内するか
読者
読者は、業種や役職だけでなく、検索したときの状況まで書いてください。同じ総務担当者でも、システムを初めて検討する人と乗り換えを考えている人では、知りたいことが違うためです。
たとえば「従業員80名ほどの製造業の総務担当者。紙のタイムカードと表計算ソフトで勤怠を集計しており、上司から勤怠管理システムの導入検討を頼まれた」と書けば、前提の説明をどこまで入れるかを判断しやすくなります。
検索意図
検索意図は、読者がそのキーワードで検索して解決したいことです。主KWの検索結果に並ぶ上位記事を開き、どんな疑問に答えているかを見て判断します。
シートには「何を知りたいか」と「知った後に何をしたいか」の2つを書きましょう。後者まで書いておくと、記事の最後に置く見出しや、案内する先を決めやすくなるからです。
結論
結論は、検索意図に対して記事が出す答えです。「〇〇の選び方」の記事なら、何を基準に選べばよいかを1〜2文で書きます。
結論が決まらないまま見出しを並べると、上位記事の論点を集めただけの構成になりがちです。確認する人も、何を基準に見出しを判断すればよいか分からなくなってしまいます。
根拠
根拠は、結論を支える情報の出どころです。公的機関の資料、製品の仕様、自社の担当者への取材など、どの見出しでどの情報を使うかを書いておきます。
BtoB記事では、公開情報だけでは書けない内容がよく出てきます。構成の段階で「この見出しは営業担当に確認が必要」と書いておけば、執筆前に取材や資料の手配を始められるでしょう。
サービスとの接点
サービスとの接点は、記事を読んだ人に自社の何を案内するかです。オウンドメディアの記事は、読者の疑問に答えたうえで、相談や資料請求につなげる役割も持っています。
接点を構成で決めておくと、CTAを置く位置も決まります。「比較の観点を説明した章の後に、自社の比較資料を案内する」のように、どの見出しの後に何を置くかまで書いておくと迷いません。
SEO記事構成の作り方4ステップ

構成づくりは、上位記事の見出しを集めるところから始めます。いま上位にある記事は検索意図に合っているから上位にある、とShiroworks(シロワークス)では考えており、その見出しを読者が実際に知りたい内容の候補として扱っています。
手順は4つです。
上位記事の見出しを1位から順に一覧にし、重複をまとめて検索意図に合わないものを外します。残った見出しを検索意図に答える順に並べ、最後に見出しごとに書く内容をメモします。
上位記事の見出しを1位から順に一覧にする
主KWで検索し、1位、2位、3位と順に記事を開いて、H2とH3の見出しをすべて書き出します。この段階では取捨選択をせず、全部を一覧にするのがコツです。
スプレッドシートに「順位」「H2」「H3」の列を作って転記すると、どの見出しが複数の記事に出てくるかが分かります。言い回しが違っても同じ内容を扱っている行には、印を付けておきましょう。
この一覧と重複を数える表は、後の章で紹介するテンプレートにも用意しています。
重複をまとめ、検索意図に合わない見出しを外す
複数の記事に出てくる見出しは1つにまとめ、ほかの記事にない見出しも残しておきます。そのうえで、今回の主KWの検索意図に合わない見出しを外します。
たとえば「勤怠管理システム 選び方」の上位4記事(2026年10月8日時点)を並べると、「勤怠管理システムとは」「種類」「機能」「選び方・比較ポイント」の4つは、どの記事にもありました。多くの記事にある論点は読者が知りたい内容なので、構成に入れる候補になります。
一方で、上位3記事にある「おすすめ製品の紹介」は、勤怠管理システムを提供する会社が自社のメディアで書くなら外す判断もあります。実務では、検索意図に合わない見出しや自社では書けない見出しは、上位記事にあっても外してよいと判断しています。
検索意図に答える順に並べる
残った見出しを、読者の疑問に答える順に並べます。検索意図にいちばん直接答える見出しを前に置き、その後ろに、答えを知った読者が次に気になることを置く並びです。
選び方の記事なら、「選ぶ基準」を前に出し、「導入までの流れ」や「よくある質問」は後ろに回します。前提の説明が長くなりそうなときは、本題の後ろに移せないかを考えてみてください。
見出しごとに書く内容をメモする
並べた見出しの下に、その見出しで答えること、使う根拠、入れたい表や具体例を1〜2文でメモします。メモがあれば、書き手は見出しの意図を取り違えずに書き始められます。
メモの中身が埋まらない見出しは、書く材料が足りていないか、ほかの見出しと内容が重なっている可能性があります。執筆に入る前に、統合するか材料を集めるかを決めておきましょう。
なお、構成の前後にある企画・執筆・編集・公開後の改善まで、記事制作の流れ全体を確認したい場合は、以下の記事が参考になります。
▼あわせて読みたい
BtoBのSEO記事制作ガイド|企画・構成・執筆・編集・公開後の改善まで
構成を先方と合意してから執筆する理由

構成は書き手が1人で決めて終わりにせず、本文を書く前に発注側と合意しましょう。ずれが見つかったときに直す手間は、構成の段階と本文の段階で大きく違います。
合意を挟む理由は2つあります。
業界の知識は発注側のほうが多いこと、そして本文の段階で直すと書き直しになることです。最後のH3では、合意のときに何を確認してもらうかを説明します。
業界の知識は発注側のほうが多い
クライアントワークでは、記事のテーマになる業界の知識を、書き手よりクライアントのほうが多く持っています。Webで調べた内容だけで構成を作ると、業界の実態と認識がずれているケースがよくあるのです。
たとえば、Webの情報では一般的とされている業務の進め方が、その業界では別の手順で行われているといったずれです。業界にいる人が見出しを読めば、こうした点にはすぐに気づけます。
本文の段階で直すと書き直しになる
構成の段階なら、見出しの言葉を変えたり順番を入れ替えたりするだけで直せます。本文を書き終えてからずれが見つかると、見出しの下の文章もまとめて書き直すことになるでしょう。
読者の設定がずれていた場合は特に影響が大きく、前提の説明の深さや例の選び方まで変わります。構成の確認に時間を取ったほうが、納品までの手戻りは少なく済みます。
確認してもらうのは見出しの内容と見出し名
Shiroworks(シロワークス)では、構成の段階で、見出しの内容と見出し名の2つについてフィードバックをもらうようにしています。見出しの内容は「この章で書くことが業界の実態に合っているか」、見出し名は「読者が使う言葉になっているか」の確認です。
構成シートの「先方に確認したいこと」には、判断に迷った箇所を具体的に書いて渡してください。「全体を見てください」と頼むより、確認する人が答えやすくなります。
なお、外注先から受け取った構成案や原稿を、発注側としてどこまで確認すればよいか知りたい場合は、以下の記事が参考になります。
▼あわせて読みたい
外注したSEO記事の品質チェック|発注・構成・納品で確認すること
弱い構成を見分ける3つのチェックポイント

構成案を受け取ったときや、自分で作った構成を見直すときは、本文を読む前に見出しの一覧だけで判断できます。
Shiroworks(シロワークス)が弱い構成と判断するのは、H2とH3の内容が対応していない、検索意図に答える見出しが後ろにある、読み終えた後の次の悩みに答えていない、の3つに当てはまる場合です。

H2とH3の内容が対応していない
まず、H2で約束した内容を配下のH3が説明しているかを見ます。「〇〇のメリット」というH2なのに、H3が「〇〇の仕組み」「〇〇の導入手順」になっている構成は、見出しを読んだ時点で違和感があります。
ずれに気づくには、H2とH3を声に出して続けて読む方法が手軽です。「〇〇のメリット、1つ目は△△」と自然につながらないH3は、別のH2に移すか、見出しの言葉を直しましょう。
検索意図に答える見出しが後ろにある
次に、検索意図にいちばん直接答える見出しが記事の前半にあるかを確認します。用語の定義や背景の説明が何章も続いた後に答えが出てくる構成では、読者は答えにたどり着く前に読むのをやめてしまいます。
見出しの一覧を上から読み、何番目の見出しで読者の疑問が解決するかを数えてみてください。後ろのほうにあるなら、前提の説明を短くするか、答えの見出しを前に移します。
読み終えた後の次の悩みに答えていない
疑問が解決した読者には、次に気になることが出てきます。強い構成では、その次の悩みに答える見出しが記事の中にあるか、候補となる別の記事へ内部リンクでつながっています。
選び方の記事なら、基準が分かった読者は「導入までにどれくらいかかるか」が気になるはずです。その答えが記事内にもリンク先にもない構成では、読者は次に何を読めばよいか分からないまま記事を離れます。
なお、次の悩みに答える別の記事へ、どの見出しからどうつなぐかを整理したい場合は、以下の記事が参考になります。
▼あわせて読みたい
内部リンクの設計方法|BtoB記事の導線を整理する4ステップ
構成テンプレートの使い方|記入例をなぞって5ステップで作る

ここまでの手順を、そのまま手を動かして進められる構成テンプレートを用意しました。空欄の「テンプレート」シートと、同じ形を埋めた「記入例」シートが入っています。
記入例は、勤怠管理システムを提供する会社が、自社のオウンドメディアで「勤怠管理システム 選び方」の記事を書く場面を想定しました。上位記事の見出しは2026年10月8日時点の実際の検索結果で、読者や社内の情報は仮の例です。
テンプレートには、上から順にSTEP1〜5の欄が並んでいます。記入例シートを横に開き、同じ場所を見比べながら黄色のセルを埋めていきましょう。
STEP | シートで埋める欄 | 考え方を説明している章 |
|---|---|---|
STEP1 | 読者・検索意図など5つの項目 | SEO記事構成とは |
STEP2 | 上位記事の見出し一覧と、重複を数える表 | SEO記事構成の作り方4ステップ(前半) |
STEP3 | 見出し・書く内容・補足 | SEO記事構成の作り方4ステップ(後半) |
STEP4 | 3つのチェックの結果 | 弱い構成を見分ける3つのチェックポイント |
STEP5 | 先方に確認したいこと | 構成を先方と合意してから執筆する理由 |
読者・検索意図など5つの項目を埋める(STEP1)
最初に、見出しを考える前の前提を7つの欄に書きます。主キーワード、読者、検索意図(知りたいこと・知った後にしたいこと)、結論、根拠、サービスとの接点です。

欄 | 記入例 |
|---|---|
主キーワード | 勤怠管理システム 選び方 |
読者 | 従業員80名ほどの製造業の総務担当者。紙のタイムカードと表計算ソフトで集計しており、上司から導入の検討を頼まれた |
検索意図(知りたいこと) | 何を基準に選べばよいか。自社の就業ルールに合う製品をどう見分けるか |
検索意図(知った後にしたいこと) | 候補を2〜3製品に絞り、資料請求や無料トライアルを申し込みたい |
結論 | 先に自社の就業ルールと給与計算ソフトを書き出し、その2つに対応できる製品に絞ってから比べる |
根拠 | 上位記事の比較ポイント、各製品の公式サイト、自社の営業担当への取材 |
サービスとの接点 | 「比べる5つのポイント」の章の後に、自社製品の就業ルール対応表(資料)を案内する |
いちばん時間をかけたいのは「結論」の欄です。記事の答えを1〜2文で書けるまで、見出しには進まないようにしましょう。
検索意図の欄が埋まらないときは、先にSTEP2で上位記事を読んでから戻ってきても構いません。
上位記事の見出しを書き出し、重複を数える(STEP2)
主キーワードで検索し、上位の記事を1位から順に4本ほど開きます。シートの「① 上位記事の見出し一覧」に、記事ごとにH2を1行ずつ、H3は「/」で区切って同じ行に書き写します。
製品やサービスを並べて紹介するH3は、件数だけ書けば十分です。記入例でも「(製品紹介 23件)」のようにまとめています。
次に「② 論点ごとの重複」の表で、言い回しが違っても同じ内容の見出しを1つの論点にまとめます。論点ごとに、その記事にあれば○を付けて、何記事に出てくるかを数えます。
論点 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 判断 |
|---|---|---|---|---|---|
勤怠管理システムとは | ○ | ○ | ○ | ○ | 入れる |
選び方・比較ポイント | ○ | ○ | ○ | ○ | 入れる(中心) |
料金・費用相場 | ○ | ○ | 入れる | ||
導入の流れ | ○ | 入れる | |||
おすすめ製品の紹介 | ○ | ○ | ○ | 外す |
○が多い論点は、読者が知りたい内容なので入れる候補です。ただし数だけで決めず、シートの「理由」の欄に判断の根拠を書きます。
記入例では、3記事にある「おすすめ製品の紹介」を外しました。自社製品のメディアで、他社製品を並べる記事にはしないためです。
反対に、1記事にしかない「導入の流れ」は残しています。製品を選んだ後に、読者が次に悩む内容だからです。
最後に「③ 中心になる章のH3の重複」で、記事の中心になる章のH3も同じように数えます。記入例では、選び方・比較ポイントのH3を11の論点に整理し、5つのH3にまとめました。
見出しを並べ、書く内容と補足をメモする(STEP3)
STEP2で「入れる」「まとめる」とした論点を、検索意図に答える順に並べます。シートでは、H2の行の下にH3の行を字下げして置きます。
見出し | 書く内容 | 補足 |
|---|---|---|
H2 勤怠管理システムの選び方|先に書き出す2つのこと | 比べ始める前に、自社の条件を2つ書き出すと候補が絞れること | |
H3 自社の就業ルールと雇用形態 | シフト制・変形労働時間制など、自社で使っている制度を書き出す | 根拠:営業担当への取材 |
H3 いま使っている給与計算ソフト | 連携できるかどうかで候補が絞れること | 表:書き出しシートの記入例 |
H2 勤怠管理システムを比べる5つのポイント | 2つの条件で絞った後に比べる観点 | CTA:就業ルール対応表(資料) |
「書く内容」には、その見出しで読者に答えることを1〜2文で書きます。「補足」に表・図・内部リンク・根拠・CTAを入れる場所を書いておくと、執筆する人が迷いません。
「まとめる」とした論点は、独立した見出しにせず、どの見出しの中で触れるかを書き添えます。記入例では、「導入のメリット」を「勤怠管理システムとは」の章で1〜2文だけ触れることにしました。
3つのチェックで並びを直す(STEP4)
STEP3の見出しだけを上から読み、H2とH3の対応、答えの位置、次の悩みへの導線の3点を確かめます。結果の欄でOKか要修正かを選び、直したことを書きます。
記入例では、最初の並びで「種類」「機能」が前にあり、選び方は4番目でした。検索意図にいちばん直接答える選び方と比較ポイントを、2番目と3番目に移しています。
先方に確認したいことを書いて渡す(STEP5)
最後に、判断に迷った箇所を「先方に確認したいこと」の欄に書きます。記入例では、次の3つを挙げました。
- 「先に書き出す2つのこと」は、営業の現場で導入前によく聞かれる内容と合っているか
- 自社製品が対応している制度の呼び方は、社内の表記と同じか
- 料金の章で、自社製品の料金をどこまで出してよいか
このシートをそのまま先方に共有すれば、前提から見出し案、確認してほしい点までを1回で見てもらえます。合意できたら、STEP3の見出しと書く内容に沿って本文を書き始めましょう。
構成ができたら執筆・タイトル・監修へ渡す

合意した構成は、執筆、タイトル決め、専門家の監修へと引き継ぎます。どの工程も、構成シートに書いた読者・結論・根拠が前提です。
執筆は見出しごとのメモに沿って進め、タイトルは構成で決めた結論と主KWから付けます。監修では、根拠の欄で確認が必要とした箇所を専門家に見てもらいます。
各工程の詳しい進め方は、それぞれ別の記事で説明しました。
執筆
執筆では、見出しごとのメモに沿って本文を書きます。構成で決めた結論を各章の冒頭で示し、根拠の欄に書いた情報で支えていく流れです。
なお、構成をもとに本文を書き、公開前に見直すまでの手順を知りたい場合は、以下の記事が参考になります。
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BtoBのSEO記事の書き方|検索意図から相談につなげる執筆の手順
タイトル
タイトルは、構成で決めた主KWと結論をもとに付けます。構成シートの検索意図の欄を見返すと、読者が得られる判断材料をタイトルに入れやすくなるでしょう。
なお、検索結果でクリックされやすいタイトルの付け方を確かめたい場合は、以下の記事が参考になります。
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SEOタイトルの付け方|文字数の目安とBtoB記事で外さない型
専門家の監修
法令や技術など専門的な内容を含む記事は、専門家に内容を確認してもらいましょう。構成の段階で根拠の欄に「監修が必要」と書いた見出しを伝えれば、監修者は確認する範囲を絞れます。
なお、監修者の選び方や依頼の進め方を知りたい場合は、以下の記事が参考になります。
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記事監修の進め方|BtoB記事の依頼の流れと監修者に確認してもらう範囲
SEO記事構成でよくある3つの質問

構成を作る担当者や、構成案を確認する発注側の担当者が迷いやすい疑問は3つです。上位記事の見出しを集めると似た記事になるのか、構成案はどこまで細かく書けばよいか、構成案の作成にAIを使ってよいかに順に答えます。
Q. 上位記事の見出しを集めると、似た記事になりませんか?
見出しを集めるだけで終えると、上位記事と似た記事になります。上位記事の見出しは読者が知りたい内容の候補として使い、そこに自社の経験や取材で得た情報を加えてください。
Googleも、他のソースを参考にする場合に、単なる書き換えにとどまらず付加価値とオリジナリティを示しているかを自己評価の観点に挙げています。構成シートの根拠の欄に、自社だけが書ける情報をどの見出しで使うかを書いておきましょう。
参考:有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル
Q. 構成案はどこまで細かく書けばよいですか?
H2とH3の見出しに加えて、各見出しで答えることと使う根拠が書いてあれば、執筆に入れます。目安は、書き手が見出しを読んで「この章で何を書けばよいか」を迷わないことです。
発注側が確認する構成案なら、本文のような文章まで書く必要はありません。そのぶん、判断に迷った箇所を「先方に確認したいこと」として具体的に挙げておきます。
Q. 構成案の作成にAIを使ってもよいですか?
上位記事の見出しの整理や、見出し案のたたき台づくりにAIを使うことはできます。ただし、検索意図に合わない見出しを外す判断や、業界の実態に合っているかの確認は人の仕事です。
AIが出した見出し案も、この記事の3つのチェックポイントで見直してから、発注側との合意に進めてください。
まとめ|見出しの前に決めて、本文の前に合意する

SEO記事の構成づくりは、見出しを並べる前に読者・検索意図・結論・根拠・サービスとの接点を決めるところから始まります。見出しは上位記事を1位から順に一覧にし、重複をまとめ、検索意図に合わないものを外してから、疑問に答える順に並べましょう。
できた構成は本文を書く前に発注側と合意し、見出しの内容と見出し名を確認してもらうのが基本です。
まずは手元の構成案を、3つのチェックポイントで見直してみてください。これから構成を作るなら、記事内のテンプレートを記入例と見比べながら埋めると、手順どおりに進められます。



